ちぃ通信

イギリスでワーホリ生活、700日の記録。

拍手が街に鳴り響く夜

ロンドン生活234日目。

4月は毎日更新する!とか宣言しておきながら、昨日は更新できなかった。

というか、しなかった。

 

ずっとお家にいなきゃいけない日々が続くこの状況下、見えないところでストレスは溜まっているものです。

うん、仕方がない。(すごい言い訳)

 

今、イギリスでは毎週木曜日の夜8時にNHSで医療従事者として働く人たちへの感謝の拍手が送られるようになりました。

昨夜は3度目の拍手だったのですが、何度聴いても胸にくるものがあります。

 

ご近所と言えど、普段はどんな人が住んでいるかすら気に留めたことはありませんでした。

でも、この時だけはみんなが家から顔をだし拍手や口笛、またはフライパンを叩いて大きな音で感謝を表現するうる人たちと顔を合わせる事ができます。

正直夜だし、相手の顔がはっきり見えるわけではないけれど、みんながそれぞれ自宅待機をしてこの状況を耐え忍んでいるんだ。1人じゃないんだ。と認識させてくれます。

 

きっとこの拍手はNHSで働く人たちにだけでなく、私たち一人ひとりにも贈られているものなのでしょう。

お互いを励まし合う音でもあると私は思います。

 

さて、日本も刻々と緊急事態宣言を発令したり感染者数が日に日に増えたりと、いよいよコロナの影響が濃くなってきていますね。

地方の中学で働く友人からは、「今度の家庭科の授業でマスクを作ることになった」と聞かされました。

また、「フライトキャンセルにより働く機会の減ったCAさん達に病院の医療防護服の裁縫を手伝う要請をしている」とのニュースも見かけました。

まるで、戦時中のような気味の悪い雰囲気があります。

 

どうか、日本にいる人たちがしっかりと補償を受けて、安心して暮らしていける対策を政府がとってくれます様に、と願うしかありません。