ちぃ通信

イギリスでワーホリ生活、700日の記録。

ロンドンの映画館が素敵で特別だった

はじめに

2月24日のロンドンからこんばんは。

ロンドン生活188日目です。

今日はロンドンにある映画館が素敵空間でしたので、ご紹介。

ロンドン在住者の方には勿論、観光できた映画好きの方も、時間があれば是非利用してみてほしいくらい。

ロンドン映画館’Everyman’

今回、私が感動した映画館は'Everyman'というロンドン市内に4店舗、イギリス国内にもいくつか店舗がある映画館。お家から一番近いHampstead(ハムステッド)の劇場を利用しました。

チケット代は昼間なら£14、夜なら£17程。

ちなみに、AEONシネマ的な存在のvueは£7で観れますので、そちらに比べればお値段はします。が、演出料/サービス料と言いますか、場内の雰囲気が素敵なのでその代金だと思えば納得です。

ゆったりとしたBOX席

ネットでサイトを見ていたら、どうやら各劇場毎でシアター内の雰囲気も違う様子。

Latest Movies, Films & New Releases | EVERYMAN Cinemas

ハムステッドは舞台が始まりそうな雰囲気のシアターでした。


一人席もありますが、メインは二人掛けのBOX席。クッションも備えられていて、リラックスした状態で映画鑑賞が可能です。

各席の横に小さいテーブルが備えられているので、隣のお客さんとの距離もしっかり保たれていて最高。

週末の夜に利用をしたからか、周りは大人(40代以上)のカップルが多い様に感じました。

映画館ってデートの定番スポットですけど、この映画館は正にデートに持ってこいの場所です。いいなぁ。

フードは席でオーダー可能

劇場内の、特別な場所に来た感満載の雰囲気でもうテンション上がりまくりだったのですが、更にこの劇場は注文したドリンク・フードを店員さんが席までサーブしに来てくれます。映画が上映するまでもシアター内に複数人が待機。席でオーダーを取ってもらう事も可能です。

この店舗は隣のハンバーガーレストランのメニューもオーダー可能。映画を観ながら本格的な食事も楽しめちゃう訳です。最高(2度目)。
周囲の熟年夫婦ぽいカップルの方などはボトルでワインを注文していました。素敵ですね、くぅ。
私は今回はフライドポテトをオーダー。劇場内が暗くて上手に写真は撮れなかったですけど、美味しかったです。

スタッフの人たちの質が良い

私の思う映画館で働く人って寡黙な感じというか、サービス精神旺盛みたいなのは正直皆無なのですが、ココは違いました。
劇場に入った側からみんなニコニコ笑顔で出迎えてくれて、フードの注文時もフレンドリーで男性スタッフの物腰も柔らか。そして一番「おぉ」と思ったのは、上映前のマナー説明(スマホの電源OFFにしてね、とか)をスタッフの人がしてくれた事。一瞬、ディズニーランドでアトラクションに乗る前の様な高揚感を感じました。
そして上映後も一番遅い時間の上映だったからなのか、スタッフの人が「またね~」と皆んなをお見送りしてくれていました。

終わりに

ロンドンに来て2度目だった映画館での映画鑑賞。1度目はなんて事ない普通の映画館を利用していたので、今回のEverymanはとても満足度が上がりました。映画自体の良し悪しだけじゃなくて、それを鑑賞するための雰囲気つくりもいかに大事かという事を学びました。
少し贅沢したいなと思った時などに、ぜひまた利用したいと思います。

おまけ

今回鑑賞したのは、カンヌ国際映画祭最高賞のパルム・ドール賞、アカデミー賞作品賞を受賞した注目度大の韓国映画パラサイト」。前半は特に笑えるシーンも多く、私もクスクスしていたのですが、たまに周りの人達と笑うポイントがずれていて、これが国民性の違い…!と感じました。




映画に出てきた「チャパグリ」という2種類のインスタント麺を組み合わせたジャンキーメニュー。近所の韓国食品店では該当商品が売り切れるほどの人気でした。ミーハーなのはどの国の人も一緒なのかな…?笑