【ロンドンアート巡り】日本人で良かったと思った日
はじめに
ロンドン生活202日目の今日は、現在Victoria&Albert Museumでエキシビション中の「Kimono」に行ってきたお話です。
Victoria&Albert Museum
通称、V&A。エキシビション(特別展示)がファッショナブルな題材が多く(2019年はDior展を実施して大人気でした)、女性からの関心が特に高い美術館です。6月末からは「不思議の国のアリス」を題材にしたエキシビションが!絶対に行きます!
常設展示もボリューム満点で、じっくり全ての作品を見るのには1日では足りないほど。2回ほど来たことがありますが、全く網羅できていません。多分これ、イギリスの博物館/美術館あるあるだと思います。
公式サイト; https://www.vam.ac.uk/
美術館のグッズが可愛い
あと、V &Aはオリジナルグッズが可愛い!
エコバック、色々なパターンで作ってくれています。お値段も小さいもので£5、エキシビション限定品だと£15ほど。薄くて持ち運びしやすいし、お土産に持ってこいの商品です。
私もイギリス滞在中には必ずゲットしようと目論んでおります。
今回は義姉と母に送る手紙に添えるプレゼントを買うだけで我慢しました。
マグネットとピンバッチ
エキシビション「Kimono」
今日は、常設展は見向きもせずに、あるエキシビション1つだけを目的に行ってまいりました。それが、6月21日まで展示されている日本の伝統衣装の着物を紹介する「Kimono; Kyoto to Catwalk」
大人は£16。私はArtFund_の会員なので半額の£8で入ることができました。このお得な情報については過去のブログで紹介しています。
エキシビションは、江戸時代をメインに着物がどのように着られていたのか、実物と浮世絵を展示して紹介してくれていました。
一人で見て回っていたのですが(美術館は1人派)、周りの他のお客さんたちが「beautiful!」と連呼しまくるので、日本人の私は何だか誇らしかったです。へへ。
途中、西洋からみた着物という主題で、ドレスと着物がMIXされた明治時代の衣装や、西洋の方が着物を着て描かれている自画像などの展示もありました。
感動したのは、ある自画像内で描かれている着物が実際に展示されていたこと!
実物も素敵だし、描かれている着物もまた美しかった…。
日本人で良かった
そして展示は叙々に現代の着物デザインの紹介へ。最後のセクションに足を踏み入れたとき、「日本人で良かったぁ」としみじみと感じました。
着物って何だか、清々しいんですね。白を基調とした大きな展示室にずらっと並ぶ着物たちが凛として見えて、とても素敵でした。
綺麗な打ち掛け。自分ももし結婚をすることがあるなら、ぜひ結婚式は和装でやろうと心に決めました。
終わりに
日本の外で、日本の文化に触れるというのは、日本に居る時とは違う、また別の視点から見ることができるので、面白かったです。
特に今回は、日本の浮世絵と海外の油絵を「着物」という同じ題材を通して鑑賞することで、それぞれの絵へのアプローチの違いも感じることが出来ました(素人目だけど)。
日本はリアルよりも特徴を捉える事に重きを置いている感じがするし、油絵はもう「写真?」って思うほどリアル。どちらも違う良さがありますが、日本画のサラッと描かれた感じが軽くて私には心地よかったです。
日本を恋しく思ったロンドン生活202日目でした。
この記事を読んで、「日本の着物、素敵ね!」って思った方、「日本恋しく思うよりも、イギリス生活を楽しみなよ!」って思った方、ぜひポチッとお願いします。
もれなく私が嬉しくなり、海外での暮らしを頑張れます。