ちぃ通信

イギリスでワーホリ生活、700日の記録。

落ち込んだ時に読む本

はじめに

1月14日のロンドンから、こんばんは。

ロンドン生活147日目です。

 

今日は朝一番に病院へと行き、風邪の経過健診でした。

咳などの症状は回復してきたものの、おまけとばかりに外耳炎と副鼻腔炎を発症していました。辛い。

中々治らない風邪も相まって、この頃心が落ち込み気味です。

今日は、落ち込んだ時に読んでいる本をご紹介。

 

 

 

落ち込んだ時に読む本

99才まで生きたあかんぼう

著;辻仁成 集英社文庫(2008年初版)

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主人公のあかんぼうの99年の人生を、彼を見守る神様視点で綴られたお話。

見開き1ページごとにあかんぼうが歳を重ねていくので、読みたい年齢からすっと読み始める事ができます。

この作品は2018年に舞台化されていて、そこで初めて知った作品でした。

あかんぼうが自分の人生に真摯に貪欲に向き合う姿に勇気づけられます。

落ち込んだときは、自分の年齢にも近く、あかんぼうが大きな決断をする23歳~28歳位までのページを何度も読み返して、喝を入れてもらっています。

自分の将来に不安を覚えた時に、「まだまだ人生これから」と気持ちを軽くしてまた前を向ける様にしてくれる作品だと思っています。

 

ともだちは海のにおい

著;工藤直子 理論社1984年初版)

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お茶が好きないるかと、ビールが好きなくじらが出会ってゆったりと過ごす日々を綴ったお話。

挿絵は長新太さんで、これまた可愛らしい。

帯にも有るのですが、「笑ったり、ひるねしたりするのは、とてもいいことだよ」この台詞にいつもホッとさせられます。                         

何かに疲れていると感じた時、気を張りすぎていてリラックスが必要な時にはこの本を読むようにしています。

緊張で固まった心の糸を優しく解してくれる、暖かいお話です。          

子供向けなのだろうけれど、これは大人にこそ読んで欲しいと思っています。  

 

終わりに

昨日の夜から少し嵐のような雨風のロンドン。

体調不良に加えて、天気のどんよりした雰囲気も落ち込む要因の1つだったのかもしれません。

今日は、お家でゆっくり、日本から持ってきた上記の本を読んで少し気分を回復させる事ができました。

 

皆さんの気分転換の方法、落ち込んだ時にする決まり事などはありますか?

コメントなど、気軽に残してくれると嬉しいです*