ちぃ通信

イギリスでワーホリ生活、700日の記録。

ホームレス・物乞いの人の多さに驚いた話

ロンドンに居るとどうしても色んなところを日本と比べている自分がいます。

街並み、スーパーの品揃え、気候…。

後は治安でしょうか。

 

スリが多いので、人混みでは特に気をつけるのは基本ですが、「治安が悪い」というか、少し身構えてしまうのは、ホームレス・物乞いの人の多さです。

 

街の中心地や、駅の出口などで、よく座って物乞いをしているのを見かけます。

日本にいた頃(名古屋出身)は、そんなにホームレスの人を見かけた記憶ってないのですが、ロンドンでは逆に外に出かければ、出会わない日は無いです。

 

特に驚いたのは、パッと見て明らかにホームレスだとわかる身なりの人だけではなく、まだ若く(同世代の20代半ばくらい)、カジュアルだけれどきちんとした状態の洋服を着ている様な人達も居ることでした。

どういった経緯で、帰る場所が無くなってしまったのかは分かりませんが、そういった人たちが少なくない事に気づいた時に衝撃を受けました。

 

ロンドンは移民も多い都市なので、そういう人たちが陥りやすいのか、生きていく為の競争率は厳しい街なのかもしれません。

 

ただ、今日1つ驚いた事が。

仕事終わりにバスに乗っていると、若めの男性が乗ってきて他の乗客たちに金を恵んでくれないかと物乞いを始めたのです。格好は前述した通り、普通だったので、初めは何をしているのか良くわかりませんでしたし、その時は彼にお金を渡している乗客も見かけませんでした。

驚いたのはその後です。

バスを降りる時にチラッとその彼の様子を伺ったのですが、なんと普通にスマホを持っていたんです!

「え、さっきまで物乞いしてたよね…?」と凄く戸惑いました。

 

彼が本当にお金に困っていたのか、ただお金のないフリをして儲けようとしただけなのかは定かではありませんが、衝撃的すぎて「これがロンドンなんだな…。」と、妙に感心してしまいました。

 

「ロンドン生活もだいぶ慣れてきたなぁ」と感じる一方で、まだまだ驚くことも沢山あります。これからも、色んなことに驚いていくのでしょうが、そういった驚き・気づきも大切していきたいなと思う今日この頃です。

 

では、また😌✨