ちぃ通信

イギリスでワーホリ生活、700日の記録。

【ロンドン、美術館にて】出会っちゃいました

イギリスに来てから2週間が経ちました。学校も始まり、まさかの一番上のクラスに入れてもらい四苦八苦している毎日です…。

自分の英語力の脆さに絶望しつつも、語学学校の友人とロンドンの色々な場所へ足を運びロンドン生活を楽しめています。マーケットやパブに行ってみたり、タワーブリッジ・ロンドン塔などの王道所も巡りました。

中でも「あぁ、イギリスに来たな~」と感じるのは美術館に行くときでしょうか。多くの有名な美術品をフラッと観に行けてしまうのですから!しかも多くの場合が無料![National Gallery]に急遽行ってみることになった時も、ゴッホの「ひまわり」やモネの「池」を見る事ができて感激でした。たくさんの芸術品にハードル低く触れられる環境があるのは子供達にとってとても良い環境だなとつくづく思います。

そして私は出会ってしまいました。とても心落ち着ける美術品に…。それは[Tate Modern]にて見る事ができる作品です。展示部屋に入った途端に、優しさと何処か懐かしさを感じてなんだか泣きたくなる。とても居心地のいい作品でした。作者は日本の写真家の畠山直哉さん。日本のマンションやビル看板の灯りをモノクロ写真に納めた写真は薄暗い部屋に飾られていて、写真の中の灯りの部分が優しく発光している様でした。異国の地で自国の作品に出会えたのは、まだイギリスで地の固まっていない今の私にはとても心強かったです。「元気をもらいたい時、癒されたい時は此処をまた訪れよう」そう思える素敵な作品でした。皆さんもロンドンに来た際にはぜひ足を運んでみてください。

(Tate Modernにて)