私の思うイギリスはロンドンにはなかった
はじめに
イギリス=ロンドンのイメージは強いと思います。
まぁ、首都ですしね。
日本なら東京、アメリカならNY。それぞれの国にはパッとイメージされる代表的都市があると思います。
でもその都市だけがその国全てを表してるわけじゃ無い。
今日はロンドンに住んでいて、当初描いていたイギリス、ロンドンのイメージは、イメージでしかなかったなと感じたので、その事について書きます。
私のイメージしていたイギリス
私がワーホリでイギリスを選んだ理由は、ヨーロッパを気軽に旅行したかった事と、好きな物語の舞台にイギリスが多かったから。
プーさん、ハリーポッター、不思議の国のアリス、パディントン、ピーターパン…。
とてもファンシーなイメージでしたし、この物語たちの世界観をロンドンで体感できると思っていました。笑
後は、ガーデニングに紅茶とアフタヌーンティー、英国王室、英国紳士…。
とにかく、エレガントで上品な国というイメージが強かったです。
しかし、ロンドンに住んでみて思ったのは、このイメージに合うのは本当にロンドンのごく一部と、ロンドンの外です。
実際のロンドンの街
上品でオシャレな雰囲気に満ち溢れていると思っていたロンドン。
実際は、そこら中にゴミが落ち、空気は車の排気ガスや古い地下鉄のお陰で臭く、ホームレスの方が多くいる街です。
…。
これだけ見るととんでもない街に思えますね、ロンドン。
勿論、歴史的博物館・美術館もありますし綺麗なアーケードも存在します。
街中に公園も多く点在していて、緑も少なくない、むしろ多いと思います。
夏とかは、公園で1日潰せてしまうくらいに本当に最高です。
ですが、その周辺は上記に述べたとおり、残念な点も目立ちます。
そして、本当に多くの人種が住んでいるロンドン。
今やロンドンはイギリスの人が住む街と言うよりも、世界中の人が住む街です。
イギリスの人に言ったら怒られそうですが、ロンドンはイギリスにあってイギリスじゃないと思っています。
ロンドンはイギリスの全てじゃない
ロンドンに住んでいて、私のイメージはモノの見事に打ち壊されました。
が、ロンドンの外に一歩出ると、また素敵な風景が広がります。
石畳の街並みや、たくさんの緑とのどかな風景、そして綺麗な空気。
これまで、Oxford、Bathなどを訪ねましたが、ロンドンの外を旅するたびに、「イギリス素敵!!」ってなっています。笑
ロンドンはロンドンで楽しめますが、ロンドンの外を知らずしてイギリスは語れないと、強く感じています。
イギリスに滞在している間に国内旅行も楽しみたい。
イギリス全土をしっかり味わいたいです。
終わりに
渡英してしばらく経った頃、イメージしていたイギリス・ロンドンと実際の雰囲気の差に、「ロンドンに居る必要性って何〜」と勝手にロンドンをそんなに面白くない街と格付けしてしまっていた自分が居たのですが、ロンドンは世界中の人が集まる大都会だと認知したら、色んな文化が混じり合っているこの街を楽しみたくなりましたし、私の思うイギリスはロンドンの外にある事も分かってきたので、ロンドンもロンドンの外も、とにかくイギリス全体を楽しんでいこうと思いました。
そして、どこに住むにしても、期待のしすぎは良くないという事も学習しました。笑